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2012-05-19 (Sat)
先週自作ヘッドホンアンプ 8作目(携帯型、2.4V->10V昇圧(1.2V->5V昇圧2発)、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)のオペアンプを交換しましたが、昇圧電源を使っているせいか改善度合いが今ひとつ小さかったので、今日、自作ヘッドホンアンプ 4作目(据置型、2段非反転、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、DCサーボ、高精度カレントミラー分圧)のオペアンプを交換してみました。

まずは、OPA-2604が載っている状態。
SH3G2030.jpg

MUSE8920に載せ換えた状態。
SH3G2031.jpg

では、早速音を聴いてみましょう。
SH3G2032.jpg

特にOPA-2604の状態でしっかり聴いていた訳ではないので、正しく無いかもしれませんが、やっぱり低音が豊かになったように思えます。
高音も、キレが良い感じかな?

ちなみに、DCサーボとして使っているオペアンプまでMUSE8920に交換してしまいました。 (^^;;;

会社に置いてある方は同じ回路でOPA-2604のままになっているので、来週末にでもそれを使ってもうちょっと詳しく聴き比べてみましょう。



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-自作ヘッドホンアンプ用昇圧回路
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-自作ヘッドホンアンプ 8作目のオペアンプ交換
*-自作ヘッドホンアンプ 4作目のオペアンプ交換
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2012-05-13 (Sun)
MUSE8920の音が良いという話しを聞いたので、先日秋月にて購入してきました。
SH3G2010.jpg

まずは自作ヘッドホンアンプ 8作目(携帯型、2.4V->10V昇圧(1.2V->5V昇圧2発)、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)のオペアンプから交換してみました。

元々搭載しているのは、OPA-2604です。
SH3G2009.jpg

OPA-2604の音をしばらく聴いた後、載せ換えてみました。
SH3G2014.jpg

うん、何だか低音の厚みが増えた感じかな。

昇圧10V駆動だと、あまり差が大きく無いのかもしれませんね。
来週、24Vバージョンのものも交換してみたいと思います。



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*-自作ヘッドホンアンプ 8作目のオペアンプ交換
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2011-05-16 (Mon)
AT限定様から、iPodとポータブルヘッドホンアンプを接続するケーブルをいただきました。
使用したのは「オーグ」のケーブルで、結構有名なものだそうです。
これまで私が使っていた自作のものと並べてみると、こんな感じです。
AT限定様からいただいたケーブルは、三つ編みにした後に透明のシュリンクチューブを被せてあり、オシャレですよね。
SH3G0035_1.jpg

それでは早速試聴です。
試聴に使う機材は、下記の通りです。
自作ヘッドホンアンプ 8作目(携帯型、2.4V->10V昇圧(1.2V->5V昇圧2発)、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
Audio-Technica ATH-A900Ti
iPod G5 60GB Black
SH3G0084_1.jpg

聞き比べてみた感想ですが、高音側のキツさが取れたように感じました。
(最初はキレが良くなったのかと思ったのですが。)
また、低音も、ちょっと増えた様に感じますね。

今後はいただいたケーブルを愛用したいと思います。
どうもありがとうございました。 > AT限定様  m(_ _)m
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2011-05-15 (Sun)
次女が高校に入り、軽音楽部に入部しました。
担当はエレキギター。
ということで、早速購入。
SH3G0081_1.jpg

エレキギターと言えば、やはりギターアンプですよね。
もちろん手元に部材はあります。
今回は、ボリュームアンプ、ポータブル用ミニスピーカ、φ6.3→φ3.5変換プラグ。
SH3G0042_1.jpg

まずはボリュームアンプの分解から。
SH3G0043_1.jpg

SH3G0049_1.jpg

SH3G0047_1.jpg

次にスピーカの加工です。
以前、ポータブル用ミニスピーカの改造を行った際に、片方のスピーカユニットのケーブルを根元から断線させてしまったのですが、そのスピーカを保管していたので、それを使います。
まずは、その根元から断線させてしまったスピーカを取り外します。
SH3G0050_1.jpg

外したスピーカユニットの穴のサイズではアンプが入らないので、糸鋸とヤスリを使って広げます。
SH3G0051_1.jpg

ボリュームツマミを配置させる部分を削ります。
SH3G0053_1.jpg

ケーブルを通す部分を削ります。
SH3G0073_1.jpg

コネクタは使わないので、ハンダ吸い取りリボンを使って基板から取り外します。
SH3G0055_1.jpg

加工し始めてから気づいたのですが、このアンプは1.8V以上でないと駆動しません。
そのため電池2本を取り付ける必要があり、アンプ全体の寸法が大きくせざるを得ません。
しかし、小型化を考えると、やはり電池は一本だけにしたいところです。
となると、あの手しかありません。
そう、昇圧です。(笑)

たまたま、自作ヘッドホンアンプ 5作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)はもう基板がケースから外されていて使われていない状況だったので、基板から昇圧回路部分を切り落として流用することにしました。
SH3G0062_1.jpg

そうなると、電源スイッチを独立させる必要がありますので、糸鋸で切れ目を入れて絶縁します。
SH3G0064_1.jpg

そして配線。
SH3G0068_1.jpg

裏側はこんな感じ。
SH3G0065_1.jpg

最後に組み立てます。
SH3G0075_1.jpg

SH3G0076_1.jpg

SH3G0077_1.jpg

ボリュームの箇所も、見た目良く出来ました。
SH3G0078_1.jpg

単三電池ボックスは、両面テープで固定しました。
変換プラグを付けると、こんな感じに。
SH3G0079_1.jpg

SH3G0080_1.jpg

iPodに直接挿して鳴らしてみましたが、結構増幅率は高いですね。

そういえば、ボリュームアンプを購入した際、イヤホンを使って聞いてみて、無音時のノイズが気になったのを思い出しました。
今回も確認してみましたが、やはりノイズは聞こえますね。
まあ、ギターアンプなので、このくらいのノイズは気にならないでしょう。

次女はこのギターアンプを気に入ってくれるかなぁ~。(心配)

=5月22日追記=
実際にこのギターアンプを取り付けて音出ししてみましたが、音量は小さいですね。
スピーカユニットが小さいことも影響しているとは思いますが、もっと増幅率を上げる、もしくは効率の良いスピーカユニットを使うべきでしょう。

ちなみに、このギターアンプをエレキギターに取り付けたところは、こんな感じです。
SH3G0085_1.jpg



関連記事:(*印は、この記事です。)
-自作ヘッドホンアンプ用昇圧回路
-自作ヘッドホンアンプ 5作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-セリアで新製品の100円スピーカ購入
-ポータブル用ミニスピーカの改造
*-自作ギターアンプ 1作目(スピーカ付き)
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2009-07-19 (Sun)
共立エレショップから、良さげなものがでましたね。

1.2020デジタルアンプキット限定版
これは、以前から評判の良いTA2020-20を使ったデジタルアンプで、良いパーツ(コンデンサ、コイル、抵抗など)を使っているように見えます。
私は似たようなキットを1年半前に若松通商で購入しましたが、更に良いパーツの追加購入をしたために、結構お高く付いてしまいました。
その点からは、共立のキットの方が良いのではないかと思います。

2.PFMステップアップDC-DCコンバータ HT7750A
これは、現在発売中のPFMステップアップDC-DCコンバータ HT7750Aとは違い、表面実装型のものです。
これを使えば、ほんのちょっとは小型化に貢献するかもしれません。 (^_^;

電源部の小型化であれば、やっぱりレールスプリッタ・高精度仮想GNDを使った方が、もっと期待できますね。
トランジスタ8個分が1個になるのですから....
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2009-05-01 (Fri)
4作目のヘッドホンアンプがとても良かったので、もう一台作ることにしました。

参考にした回路は、前回同様「うめAUDIO(仮称)」さんの「2段非反転+DCサーボ+SimpleAB級タイプバッファ」です。
urlはこちら。
http://www.geocities.co.jp/Colt_Python_KingCobra/audio/
http://www.geocities.co.jp/Colt_Python_KingCobra/audio/circuit.html
http://www.geocities.co.jp/Colt_Python_KingCobra/audio/DC-Servo-Twin-SimpleAB.gif

単にもう一つ作るのでは面白くないので、今回は同じケースを使いつつ、更にLEDレベルメータを付けてみようと思います。
また、バッファ用トランジスタも、これまでの2SA1015/2SC1815ではなく、あゆた屋さんお勧めの2SA970/2SC2440に変更してみます。
(前作同様、トランジスタバッファーは、オリジナルの1段から2段に変更しています。)
但し、分圧用のトランジスタは、2SA1015/2SC1815をそのまま使います。
電源は24VのACアダプターを用い、また、A級動作とするために2.3kΩの抵抗を介してバイアス電流を流すようにします。

それでは製作開始です。
まずはヘッドホンアンプ部から。

今回も据置型とは言えいつも通り出来る限りの小型化を狙うので、オペアンプの下にも部品を配置させます。
10作目は電解コンデンサが一回り大きくなる(24V駆動のため)ので、代わりに積層フィルムコンを下に置くことにしました。
ところが、この積層フィルムコンが結構厚みを持っているため、2個の積層フィルムコンを並べて配置させようとすると幅が足りません。
仕方が無いので、ピンソケットのプラスチックボディーを取り去りピンだけの状態にし、直接オペアンプに挿してから基板に半田付けしました。

P1010478.jpg
基板に挿す前の状態は、まるで「攻殻機動隊」のタチコマみたいです。

P1010455.jpg
これで無事に2つの積層フィルムコンをオペアンプの下に並べて配置することが出来ました。

今までは常に基板裏側にVeeとVccのジャンパ線を引き回していましたが、今回はそれをやりたくなかったので、VeeとVccの電源ラインを3個のオペアンプを挟んでカード表面に平行に配置するようにしました。(オペアンプの中央下がGNDライン。)

実体配線図は下記の通りで、薄い青とピンクがカードの表側に並んでいるVeeとVccです。
また、灰色の部分は、カードの表側に配線される個所です。(裏面は従来通り黒。)
高精度カレントミラー回路(右側部分)も実体配線図には記載されていますが、コンデンサは記載されていません。
入力部分はオリジナル回路の様に凝ったことはしないで、10kΩのVRを介して直接オペアンプに繋いでいます。
また、前述の様に、トランジスタバッファはオリジナルでは1段ですが、2段に変更しています。
2段増幅DCサーボTR2段バッファ

基板上に見えている、抵抗の足を利用した2列のラインがVeeとVccです。
GNDを越える必要がある場所では、垂直方向にそれらの電源ラインを伸ばしています。
結果的にこの配置は良かったみたいで、ノイズも皆無でした。

P1010458.jpg

P1010461.jpg

P1010465.jpg

P1010474.jpg

P1010482.jpg

P1010496.jpg

P1010504.jpg

P1010528.jpg
こうやって電子部品が基板に乗って行く様をみていると、空き地にビルがどんどん建っていく様です。

基板の裏側ですが、ジャンパ線が無いため、交差している配線が存在せず、見た目が非常にスッキリしています。
P1010539.jpg

ここまで来たところで、2作目と比べてみました。
P1010551.jpg
左が2作目で、右が10作目です。
こうやって比べると、「たった半年で我ながら随分変わるもんだなぁ~」と、関心しちゃいました。 (^_^ゞ

最後に、高精度カレントミラー分圧回路に必要なコンデンサを取り付けて完成です。
後で100V電源からトランスで降圧&分圧した場合でも対応出来るように、この辺りはピン/ソケットを使って繋ぐようにしてあります。
同様に、バイアス電流制御用抵抗も、後で変えられるようピン/ソケットを使っています。
P1010556.jpg

次にレベルメータ部です。

10LEDレベルメータは、共立エレショップのコンパクトレベルメータキット「SK-LV39」を2個購入しました。
また、駆動回路は、GRANADAさんのWebページ10連 LED レベルメーターの製作を使わさせていただきました。

実体配線図はこちらです。
10LEDレベルメータ

ヘッドホンアンプのボリュームを動かしてヘッドホンの音量が変化した場合でも、レベルメータがちゃんと連動して表示されるようにしたかったので、レベルメータへの信号入力はヘッドホンへの出力信号をそのまま使っています。
そのため、オリジナルの回路をそのまま使った場合、増幅率が不足気味になります。
そこで、増幅率を設定する抵抗はピン/ソケットにしておき、後で変更できるようにしました。

完成したレベルメータ基板は、こちらです。
P1010447.jpg

LEDはモジュール化し、ソケットに挿せるようにしておきました。
この様にしておくと、設置後の内部配線が楽になります。
P1010571.jpg

P1010572.jpg

4作目のヘッドホンアンプ(据置型)を利用して、動作の確認とLEDのレベル調整を実施。
P1010569.jpg

最後に、新たに用意した穴開け済のケースに取り付けました。
P1010574.jpg

P1010577.jpg

P1010586.jpg

アンプ部分は24V駆動、レベルメータは5V駆動のため、二つのACアダプターを使っています。
P1010597.jpg

今回、特に大変だったのは、何と言ってもケースの穴あけでしたね。
LEDレベルメータとフロントパネル上の穴との間に隙間が出来てしまうと、一気に見栄えが悪くなってしまうので、きっちりとした四角形の穴を寸法通りに開けなければなりません。
そのため、フロントパネルが割れないように細心の注意を払いながらヤスリで慎重に削って寸法調整を行いました。

その苦労の甲斐もあり、完成したフロントパネルは見た目がとても良く仕上がっているのではないかと自負しています。 (*^_^*)ゞ

バッファ用トランジスタを2SA1015/2SC1815から2SA970/2SC2440に変更したことによる音の差ですが、やや高音が伸びている様に感じました。

完成してからは、毎日この据置型ヘッドホンアンプを使って音楽を目と耳で楽しんでいます。


昼休み中に、会社で、ですが... (>_<)/


2009年7月19日追記:実体配線図など



関連記事:(*印は、この記事です。)
-自作ヘッドホンアンプ 1作目(据置型、FETバッファ)
-自作ヘッドホンアンプ 2作目(据置型、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 3作目(携帯型、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
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-自作ヘッドホンアンプ用昇圧回路
-自作ヘッドホンアンプ 5作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 6作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
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*-自作ヘッドホンアンプ 10作目(据置型、2段非反転、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、DCサーボ、高精度カレントミラー分圧、LEDレベルメータ)
-自作ヘッドホンアンプ 8作目のオペアンプ交換
-自作ヘッドホンアンプ 4作目のオペアンプ交換
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2009-05-01 (Fri)
6作目のヘッドホンアンプは、確かにコンパクトに出来ているのですが、ケース(TB-55)の見た目が今ひとつでした。
そこで、9作目もアンプ回路は変更せず電源回路のみ一部変更して、見栄えのするものを制作することに専念したいと思います。
電源回路は、下記の通りです。
HPA9_PWR.gif

見た目の格好良さを狙い、ケースとしてはタカチのMX2-6-8GSを使用しました。
また、あつや屋さん/あゆた屋さんが使われている照明付トグルスイッチがとても素敵でしたので、今回はそれも使ってみました。
この組み合わせは非常に絶妙で、完成したものはとても見栄えのするものになったと思います。
P1010414.jpg
ただ、そのために、製作には物凄く苦労することとなりました。

と言うのも、MX2-6-8GSはTB-55と比べて若干小さいだけの様に見えますが、曲線部分はデッドスペースとなっていて内部に部品を配置することができません。
従って、実際にはTB-55よりもふたまわり位コンパクトにまとめる必要があります。
更に、高さも 2mm程度低くなっています。
P1010387.jpg

市販の単三型電池ホルダーは、そのままでは寸法上内蔵できないため、今回も電池ケースから端子部品をバラしてケース内部に接着剤で固定しています。
P1010361.jpg

P1010366.jpg

ユニバーサル回路基板の穴一つひとつに、より多くの電子部品の足を差し込むようにして、何とか回路の占有面積をひと回りほど小さくまとめました。
今回も、内部のトランジスタ(合計24個)は全て2段重ねにして実装密度を上げています。(更に一層ピッタリと重ねました。)
また、基板の一部に穴を空け、分圧回路のコンデンサや昇圧回路のインダクターをその中に配置するなど、少しでも3次元的に配置する様にしています。
以下、制作過程です。
P1010297.jpg

P1010309.jpg

P1010313.jpg

P1010318.jpg

P1010322.jpg

P1010335.jpg

P1010338.jpg

P1010344.jpg

P1010371.jpg
ここまで来ると、もう足の踏み場もありません。(笑)
裏側は、こんな感じです。
P1010410.jpg

6作目と比較すると、更に小型化されていることがお分かりいただけると思います。
P1010368.jpg

ケースはフタがネジ留めになっており簡単に電池交換ができないため、充電用のジャックを反対側に設置し、プラグを挿して充電できるようにしました。
P1010416.jpg

銀色で丸みを帯びたこのケースには、この淡い緑色を放つ照明付トグルスイッチと黒地に金のジャックの組み合わせが非常に良くマッチしますね。
今回は、ツマミも金色にしてみました。
P1010428.jpg

P1010417.jpg

P1010430.jpg

8作目の2.4V->10V昇圧のヘッドホンアンプと比べると、音質的に劣るところはありますが、見栄えと携帯性では9作目の方が圧倒的に優れていると思います。
今後外出する際に、どちらのPHPAを持って行くか迷ってしまいそうです。(迷った末、両方持って行きそう...)

9作目も、価格.Comへの書き込みをしました。

ちなみに、充電用ケーブルはというと....
P1010435.jpg


お粗末。 orz



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-自作ヘッドホンアンプ 8作目のオペアンプ交換
-自作ヘッドホンアンプ 4作目のオペアンプ交換
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2009-05-01 (Fri)
7作目のヘッドホンアンプでは2.4V→5V→12Vという2段階昇圧回路としましたが、5V→12V昇圧の際の電力不足により、稼働時間はたったの3.5時間しかありませんでした。
そこで、今回は1.2V→5Vの昇圧回路を二組作り、それらを直列に繋ぐことで2段階昇圧をせずに10V駆動とする様にしてみました。

今回も、アンプ回路は7作目のヘッドホンアンプと全て同一で、昇圧回路のみ変更しています。
HPA8_PWR.gif

昇圧回路から分圧回路までは、下記の通りです。
[エネループ1本1.2V -> HT7750A(5V) -> Rubycon 3300uF1個(平滑用)] x 2回路直列結線(10V) -> フェライトビーズ(ノイズ除去) -> 分圧回路

制作方法も、ほとんど同じです。

完成後、早速前回の2段昇圧PHPAと聴き比べてみましたが、2Vの駆動電圧低下(12Vから10Vへ)による音質の劣化は全く感じませんでした。
むしろ、アタック感は今回の10V駆動の8作目の方が力強いくらいです。
7作目の2段昇圧ヘッドホンアンプでは、恐らく通常の12Vに昇圧されている状態でも電源に余裕が無く、急激な音量の変化に追従できなかったのではないかと推測します。
高電圧を得るためには、2段昇圧方式よりも複数の昇圧回路を直列に繋ぐ方が効率が良いようです。

8作目の完成により、残念ながら7作目はお蔵入りとなってしまいました。(笑)
P1010257.jpg

P1010259.jpg

P1010264.jpg

P1010281.jpg
写真を見て気付かれると思いますが、コンデンサが2組パラで入っている箇所があります。
これはパッシブDCサーボ回路を構成しているコンデンサなのですが、なぜか指定値の0.22uFでは容量が足りていない様で、低音がボワついてしまいます。
カットオフ周波数の計算では、この値で正しいのですが、理由は不明です。
そこで試しに1.5uFのフィルムコンデンサをパラで入れて合計容量を大きくしてみたところ、ボワつきも無くなり、大きく改善しました。
同じ回路で制作される方がおられましたら、コンデンサの容量増加を試してみて下さい。
この改善対策が判った後、これまでに制作したヘッドホンアンプ全てに同じ対策を入れています。

初め、このボワつきは指月のフィルムコンデンサから来ているのではないか、と思って2作目のヘッドホンアンプのコンデンサを全部ポリプロピレンフィルムコンデンサに取り替えたのですが、それでも収まらなかったので、容量を変更してみたのでした。
それが、2作目のヘッドホンアンプのコンデンサを全て交換した理由です。
また、この交換によって、指月のフィルムコンデンサは低音を増強させる効果があることも確認できました。

面白いことに、駆動電圧とオペアンプによっても、このボワつきの度合いは異なるようです。
5V駆動のOP2134ではこのボワつきは小さいのですが、12V駆動のOP2604だと非常に大きくなります。

尚、この回路の作者である紫稍花さんにも、この件はお伝えしてあります。

これで、やっと、
-小型(タカチ製SW-95:95 x 58 x 18mm)・軽量で、
-単三形エネループ二本で駆動し、
-駆動時間が20時間程度で、
-オペアンプの駆動電圧が10Vであり、
-昇圧回路から発生する発振ノイズが無い、
という、私の最も望んでいた携帯型ヘッドホンアンプを作ることができました。

昇圧回路を使ったヘッドホンアンプ新3兄弟。
P1010267.jpg

今回も、価格.Comへの書き込みをしておきました。

昇圧回路を使ったヘッドホンアンプの場合、昇圧回路から発生する発振ノイズを心配される方も多いと思いますが、ノイズ対策(パーツの配置、配線、大容量電解コンデンサの使用、フェライトビーズの使用、など)をしっかり行えば、発振ノイズを十分抑えられると思います。

ぜひ皆さんも一度作ってみては如何でしょうか。

=追記=
実体配線図、部品表の情報が欲しいとの依頼がありましたので、追記します。
但し、写真のタカチのケースに入れるには内部のパーツをビッシリと詰め込まなければならず、少しでも余計な箇所が残っていると入りきりません。
(トランジスタの2段重ねや不要な基板の切り取りなどは必須です。)
最初に組まれる場合は、一回り大きいケースを使った方が良いと思います。

まずは、実体配線図から。
昇圧回路部分(クリックすると拡大されます)
昇圧回路実体配線図

分圧&アンプ回路部分(クリックすると拡大されます)
ちなみに、灰色の部分は、プリント基板の上側に配線します。
分圧とアンプ回路実体配線図

部品表(クリックすると拡大されます)
部品表

これ以外には、ボリューム(2連10kΩ, Aカーブ品)、トグルスイッチ(2回路6接点)、ボリュームツマミ、ステレオジャック(2個)、LED(制限抵抗付き)、電池ボックス、ケースが必要です。

ついでにご参考までに、使用部品の写真も撮ってみました。
コンデンサですが、左のものは私が多用している0.1uFのフィルムコンデンサ、中央が1.5uFのフィルムコンデンサ(このメーカって倒産しちゃったんでしたっけ?)、右が積層セラミックコンデンサです。
SH3G1630.jpg

続いてショットキーバリアダイオードとフェライトビーズ。(ピンク色のものはボリュームツマミです。)
ショットキーバリアダイオードですが、互換の物として、D1NS4という型番が使えます。
SH3G1631.jpg

電解コンデンサは、低ESRのものとしてOSコンが有名ですね。
22uFのものは、OSコンを使っています。
SH3G1634.jpg

昇圧回路を使うと、どうしても平滑用に大容量の電解コンデンサが必要となります。
小型で大容量のものとして、RubyCon(これも、低ESR品です)を使っています。(写真上)
但し、昇圧回路そのものには一般的な電解コンデンサを使っています。(写真下)
SH3G1632.jpg

インダクタは、このタイプのものを使っています。
SH3G1639.jpg

これらの情報がお役に立てれば幸いです。



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*-自作ヘッドホンアンプ 8作目(携帯型、2.4V->10V昇圧(1.2V->5V昇圧2発)、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
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-自作ヘッドホンアンプ 8作目のオペアンプ交換
-自作ヘッドホンアンプ 4作目のオペアンプ交換
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2009-05-01 (Fri)
駆動電圧を上げると音質が良くなるという話を聞き、5Vに昇圧した後、更に昇圧したらどうなるかが気になってきました。
また、動作電圧が低いために使えなかったオペアンプが使えるとなれば、当然色々と興味がわいてきます。
そこで、2.4V->5V->12Vという2段階昇圧型ヘッドホンアンプを作ってみることにしました。

最初に、昇圧回路の予備実験を行いました。
まずは、エネループ一本の1.2VからHoltekのHT7750Aで5Vに昇圧し、そこからコーセルのSUS6-0512を使って12Vに昇圧しようとしたのですが、残念ながら上手く昇圧できません。
エネループ一本の1.2Vで無理やり昇圧した5Vでは、12Vへの昇圧に耐えられない様です。
そこで、エネループを2本使って2.4Vとし、それから5Vへ昇圧をさせてみると、今度は無事12V得ることができました。

予備実験も上手く行きましたので、いよいよ本格的な制作に入ります。
今回も、アンプ回路は5作目と同一とし、昇圧回路のみ変更することにしました。
HPA7_PWR.gif

昇圧回路から分圧回路までは、下記の通りです。
エネループ2本2.4V->HT7750A->SUS6-0512->Rubycon 1500uF2個(平滑用)->フェライトビーズ(ノイズ除去)->分圧回路

出来るだけコンパクトにまとめたかったので、今回もトランジスタは全て2段重ねとし、一部の基板を切り取って3次元配置に心がけました。
P1000796.jpg

P1000797.jpg

P1000809.jpg

P1000811.jpg

ケースには、どうしてもタカチのSW-95を使いたかったのですが、2個入り単三電池ボックスを入れるとなると、寸法が若干足りないため、縦方向にしか入りません。
しかし、小型化にはどうしても横方向に入れる必要があります。
そこで、電池ボックスから電極端子を取り外し、ケースに直接接着剤で固定してみました。
P1000788.jpg

P1000789.jpg
これで何とか単3電池を横方向に入れられるようになりました。
SW-95はサイズ的にとても使いやすいと思いますので、ぜひこの方法をお試しください。

最後に基板をケースに組み込み完成です。
P1000829.jpg

P1000828.jpg

完成後、早速聞いてみたのですが、12V駆動のOPA2604の音は力強さがあってとても素晴らしいですね。
据置型の24V駆動には少し及びませんが、5V駆動のOPA2134との違いは明らかです。
とは言っても、6作目の「小ささ」には、別の魅力がありますが。

こちらも、価格.Comへの書き込みをしています。
(コメントとして後ろの方に投稿されています。)

黒ケースに組み込まれたヘッドホンアンプ3兄弟。
P1000835.jpg

しかし、残念ながら単3型エネループ2本では、駆動時間は3時間半しかありませんでした。
調べてみると、HT7750Aによる2.4V→5V昇圧はちゃんとされていたのですが、SUS6-0512による5V→12V昇圧ができていません。
どうやら入力電圧の5Vは来ているが、12Vに昇圧するには電流が足りていない(電圧降下が生じている)様な感じですね。
思いつきは良かったのかもしれませんが、2段昇圧はちょっと無理があるようです。
きっと、効率も悪いのでしょうね。

しかし、7作目を制作することで、OPA2604は12V駆動でも十分に素晴らしい音を出すことが判りました。
ここは無理せずにHT7750Aを使って1.2V->5V昇圧回路を二つ作り、それら2つを直列につないで10V駆動とした方が良さそうです。


ということで、早速制作に取り掛かりました。 (^o^)v



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*-自作ヘッドホンアンプ 7作目(携帯型、1.2V->5V->12V 2段昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
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-自作ヘッドホンアンプ 4作目のオペアンプ交換
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2009-05-01 (Fri)
5作目のヘッドホンアンプを作る際、苦し紛れに思いついたトランジスタを2段重ねにする方法で更に小型化できそうな感触を得たため、早速実行に移してみることにしました。

ターゲットとなるケースはテイシンのTB-55で、5作目では途中で諦めたものです。
今回は、5作目を元に、このケースに押し込むことを目的とします。
回路ですが、アンプ部は変更せず、電源部のみサイズの関係で一部変更しています。
HPA6_PWR.gif

実体配線図は、下記の通りです。
灰色で示されている配線箇所は、プリント基板の上側に配線します。
9作目

トランジスタの2段重ねですが、やり方は次の通りです。
ちなみに、この写真に写っている回路は、他のものです。
トランジスタの足を複数本挿す箇所の基板の穴を広げる。
P1010484.jpg

トランジスタの足を根元から曲げ、更に整える。
P1010485.jpg

P1010487.jpg

トランジスタを差し込む。
P1010490.jpg

重ねるトランジスタも、同様に足を根元から曲げ、更に整える。
P1010491.jpg

上に重ねるトランジスタを差し込む。
P1010493.jpg

最後に半田付けして余った足を切り取って完成です。
下の写真は、今回制作したものです。
トランジスタが2段重ねになっているのが良く判ると思います。
P1000758.jpg

完成した基板は、こんな感じです。
P1000745.jpg

P1000746.jpg

P1000759.jpg

裏側は、こんな感じ。
P1000753.jpg

この方法で全てのトランジスタ(合計24個)を2段重ねに出来たため、占有面積は半分で済みました。
また、2個の電解コンデンサを配置する箇所の基盤をカットして、電解コンデンサをケースに接触させるようにして高さを稼ぎ、別の電解コンデンサをその上に重ねています。
更に、シングルピンソケットを2段重ね、その上にオペアンプを載せることにより、オペアンプの下に空間をつくり、そこにパスコン用のOS-CONを配置させています。

昇圧回路から来る発振ノイズは、上手く処理しないと信号回路に入り込んでしまいます。
ケースを含めた回路全体をレイアウトする際、電池→昇圧回路→平滑コンデンサ(10V/2200uF 1個)→フェライトビーズ→分圧回路→平滑コンデンサ(6.3V/3300uF 2個)→オペアンプ→トランジスタバッファと上から見て左回りになるように取り回し、出来るだけ回路が交差しないようにしました。
特に一番忘れがちで意外なのが、電池と電源スイッチとの結線です。
この配線が信号回路のそばにあると、発振ノイズが入り込むため、注意が必要です。
完成後、確認してみましたが、発振ノイズは皆無でした。

単3エネループ一本とHT7750Aの組み合わせによる5V昇圧ですが、駆動時間は12時間程度でした。

3作目では、小型化のために積セラを使ってしまい、音質の劣化がありましたので、今回は昇圧回路以外の部分には全てフィルムコンデンサを使用しています。
また、電解コンデンサの選択については、発振ノイズ低減を優先して低ESRの割りに容量の大きいRubycon製のコンデンサを使用しています。

ケースは、テイシンのTB-55を使用しました。
単3×3個の電池ボックスよりも、一回り縦長のサイズです。
P1000767.jpg

基板や電池ケースを組み込んだ後は、こんな感じです。
P1000769.jpg

単3電池と比較すると、こんな感じです。
P1000781.jpg

今回も、ピンク色のLEDを付けてみました。
なかなかお洒落かな。
P1000775.jpg

2作目、3作目、4作目を並べてみました。
3作目と同じコンセプトですが、更に一回り小さく出来たと思います。
P1000783.jpg

完成後、早速聞いてみましたが、とても1.2Vのエネループ一本で稼動しているとは思えないほどの高音質です!

完成後、価格.Comへの書き込みもしてしまいました。

駆動電圧を上げると音質は良くなるとのことですが、更に昇圧させるとどうなるのか楽しみになってきました。


あれ、何で手元に5V→12V昇圧回路とOPA2604があるんだろう? (゜o゜)/



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2009-05-01 (Fri)
先日の昇圧回路実験が上手く行ったので、それを使った携帯型ヘッドホンアンプを作ってみました。

アンプ回路は3作目のヘッドホンアンプと同じで、電源回路のみ昇圧回路が追加され、コンデンサの容量を変えています。

昇圧回路にはHT7750Aを使い、エネループ一本から5Vを作り出しています。
昇圧後、小型の割りに大容量で低ESRなRubycon 3300uF2個を平滑用として使用し、ノイズ除去用のフェライトビーズを介して高精度カレントミラー回路へ繋ぎます。
分圧後は、耐圧の低いコンデンサが使えるために容量を増やしています。
とにかく、電源リップルの除去に努めます。

電源部の回路図は下記の通りです。
HPA5_PWR.gif

実体配線図は下記の通りです。
5作目

ユニバーサル基板にパーツを半田付けしていく際、まず片側の端にオペアンプとトランジスタバッファ回路を、次に反対側の端に昇圧回路を、最後に中央部分に分圧回路を組み立てていったのですが...
何と分圧回路を組み立てる最終段階で、高精度カレントミラー用トランジスタ一組を乗せる場所が、ユニバーサル基板上に無くなってしまいました。
もうダメかと一時は諦めかけたのですが、3作目のヘッドホンアンプ制作の際にコンデンサをパーツの上に乗せたことを思い出し、トランジスタの上に更にトランジスタを重ねるという苦し紛れの方法で、何とか切り抜けました。
最後に、ノイズ除去シートをカレントミラー回路のトランジスタ背中に貼っておきました。
ま、おまじないですね。
P1020105.jpg

P1000723.jpg

P1000724.jpg

P1000725.jpg

P1000726.jpg

当初はテイシンのTB-55に組み込むつもりだったのですが、どうしても入りきらなくなり、ダイソーでディズニーキャラクターのプラスチックケースを買って、それに組み入れました。
ケースがピンク色なので、LEDもピンクにしてみました。
完全に女性向きのヘッドホンアンプという様相です。
P1000720.jpg

先に実験した時と同様、昇圧回路の発振ノイズは皆無でした。

但し、一つ大きな間違いをしてしまいました。
というのは、オペアンプのパスコンと分圧回路のデカップリングに積層セラミックコンデンサを使ってしまったのです。
どうしてもコンパクトにする必要があるため、オペアンプの下の空間を利用しようとして通常のオペアンプ用ソケットではなく、シングルピンソケットを2列並べ、オペアンプを挿した後に出来る空間へパスコンを配置させてみようと思ったのです。
アイディアは良かったと思うのですが。
ところがフィルムコンデンサを入れるには十分な空間が出来なかったため、安易に積層セラミックコンデンサを使ってしまいました。
これで音が異常にキンキンするようになってしまいました。
パスコンやデカップリングにもフィルムコンを使わないとダメなんだ、と痛感しました。

今作品は、とにかく昇圧回路を組み込むことと、できるだけコンパクトにまとめることが目的でしたので、その点では目的を達成できたと思っています。
しかし、コンデンサと外観にはもっと気を配るべきでした。
また、これではあまり小型化したとは言えないところも少し残念に思っています。
これらは次回の宿題事項ですね。


でも、今回、苦し紛れに思いついた方法が、次回作のための素晴らしく良いヒントになったのは事実です。

ふっふっふ... (^o^)v



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2009-04-30 (Thu)
携帯型ヘッドホンアンプを小型化するためには、どうしても昇圧回路を使う必要があります。
3V駆動の携帯型ヘッドホンアンプの作品例もありますが、やはり性能が十分では無さそうです。

ネットで昇圧回路を調べてみると、幾つかの製品が見つかりましたが、その中でHoltekのHT7750Aというのが面白そうでしたので、共立エレショップで購入してみました。

参考になるWebサイトとしては、下記のところがあります。

=Holtek=
データシート
holtek HT77XXA PFM Step-up DC-DC Converter

=昇圧回路の実験=
気の迷いさんのWebサイト
DC/DCコンバータIC HT7750で遊ぶ
henteko.orgさんのWebサイト
DC-DCコンバーター - henteko.org
DC-DCコンバーター2 - henteko.org
DC-DCコンバーター3 - henteko.org
DC-DCコンバーター4(HT7750Aを再テスト)
日々の思考ネタさんのWebサイト
HT7750A - 日々の思考ネタ
マニアの為の園芸教室さんのWebサイト
電池2本から5Vを作る
Under Power 研究所さんのWebサイト
拡散する電子工作:Under Power 研究所
CalendarMemo for Mac OS XさんのWebサイト
PFMステップアップDC-DCコンバータ
エレ工房さくらいさんのWebサイト
スイッチング式昇圧コンバータキット組み立て説明書

=実際に昇圧回路を組み込んだ携帯型ヘッドホンアンプの作品=
あゆた屋さんのWebサイト
昇圧にチャレンジ
MAX662AとTL499Aのテスト
新ブログへ移行
エネループ使用の昇圧&充電アンプ完成
1.5Vto5V 昇圧アンプのこと そしてリケーブルイヤフォン
昇圧アンプ失敗と新アンプ、fi3stのリケーブル、そしてLenzのライン
イヤフォンケースとCOWON D2と10Vミニアンプのこと

ちょうどこの頃、あゆた屋さんと昇圧回路についての情報交換をしていましたっけ。

実際にブレッドボードで実験してみると、エネループ(1.2V)を使った場合、IN側に47uF電解コンと0.1uFセラコン、OUT側のに100uF電解コンと0.1uFセラコン、100uHのインダクタの組み合わせで5Vの出力を得ることができました。

昇圧回路の出力に3300uFのカップリングコンデンサを入れ、更にフェライトビーズを介して前回作った携帯型ヘッドホンアンプの電源回路に繋ぎ、ヘッドホンで聴いてみましたが、特に発振ノイズが乗ることはありませんでした。
これならば行けそうです。

次回作は、これを使って更に小型の携帯型ヘッドホンアンプにしてみようと思います。



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2009-04-30 (Thu)
3作目の携帯型ヘッドホンアンプも完成したので一息つこうとしたのですが、Head Maseterの音を聴いてしまうと今度は据え置き型のヘッドホンアンプを強化したくなってきました。

そこで、これまたネットで色々調べ、[うめAUDIO(仮称)]さんの2段非反転+DCサーボ+SimpleAB級タイプバッファのヘッドホンアンプが良さそうでしたので、作ってみることにしました。

尚、トランジスタバッファの段数が、オリジナルでは1段になっていますが、2段に変更しました。
また、オリジナルでは、入力部に抵抗とVRを組み合わせていますが、単純に10kΩのVR(A-type)を使って直接オペアンプに繋ぐように変更しました。

私にとっては、これまでとは違ってかなり大掛かりな回路です。
実体配線図を作っては、何度も何度も配線を見直してから制作に入りました。

実体配線図は、こちらです。
2段増幅DCサーボTR2段バッファ-1号機

完成後、早速聴いてみると....

あれっ、すごくブーミー。
こんなはずでは....

制作から一ヶ月間、ずっと回路のチェックを行いましたが、間違っている箇所は見つかりません。
初心に戻り、回路図をじっくり見直してみると、何と私がコンデンサの容量の単位を読み間違えていました。
そりゃぁ~3桁も違っていれば、まともな音が出る訳がありません。

すぐに秋葉原に行って正しい容量のコンデンサを購入し付け替えたところ、それはそれは素晴らしい音が流れてきました。
やっぱりOPA2604の24V駆動は凄いですね。
感動ものです。

2作目のヘッドホンアンプのケースに入れ替え、据置型ヘッドホンアンプとしてやっと完成しました。
P1020076.jpg


いやぁ~、これはいいです。


2009年7月19日追記:実体配線図など



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-自作ヘッドホンアンプ 5作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 6作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 7作目(携帯型、1.2V->5V->12V 2段昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 8作目(携帯型、2.4V->10V昇圧(1.2V->5V昇圧2発)、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 9作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 10作目(据置型、2段非反転、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、DCサーボ、高精度カレントミラー分圧、LEDレベルメータ)
-自作ヘッドホンアンプ 8作目のオペアンプ交換
-自作ヘッドホンアンプ 4作目のオペアンプ交換
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2009-04-30 (Thu)
タイトルを見て驚かないで下さい。
購入した、という話ではありませんので。(笑)

同僚とヘッドホンアンプの話をしていると、同僚は何とあの有名なHead Masterを持っているとのこと。
DSCF0427.jpg

無理を言って、しばらく借りさせてもらいました。

早速ATH-A900Tiを繋いでみると....

「これがATH-A900Tiの本当の実力だったんだ!」と思い知らされました。
ぜんぜん違います。
いやはや驚きました。

しかし、購入するにはちょっと...
自作でいいや、と思っています。 (^_^ゞ
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2009-04-30 (Thu)
2作目の出来が良かったので、これをそのままポータブル式にしようと考えました。
ここで冒険をして動かないものを作っても仕方が無いので、2作目の回路構成を出来るだけ使い、パッケージングを小型化することだけに専念してみました。
そのため、意味も無く耐圧の高いコンデンサを使っています。
但し、22uFの電解コンデンサは、入らなかったため省略しています。
アンプ部は、2作目のヘッドホンアンプの回路図をご参照下さい。

電源部回路図
HPA3_PWR.gif

実体配線図
3作目

今回もOPA2134を使ったので、5Vで駆動が可能です。
私としてはリサイクルの観点からエネループが使いたかったので、そうすると4本必要となります。 (1.2Vx4=4.8V)
また、途中で電源が切れてしまうのも嫌なので、電池サイズは単3型にすることにしました。
すると、ちょっと大きいのですが、テイシンのTB-57(110mm×65mm×20mm)がサイズ的に良さそうです。

駆動電圧は前作よりも低いので、耐圧の低い部品を使えばもう少し小さくまとめることが出来たのですが、据置型との差を見てみたかったこともあり、同一仕様のものをそのまま使いました。

また、前作同様指月のフィルムコンデンサ(サイズが大きいんです)を使ったため、場所が無くなってしまい、仕方なくコンデンサをパーツの上の置くはめになってしまいました。
これらの黄色いコンデンサの下に、オペアンプと抵抗、そしてトランジスタ24個が隠れています。
P1000663.jpg

パッシブDCサーボを無しに出来る様に、パッシブDCサーボ用のコンデンサは取りしせることができる様に、また外した後にジャンパーにて繋ぐことが出来るように、ピン/ソケットを使っています。
(実際には、パッシブDCサーボを取ることはしませんでしたが。)

裏面は、この様な感じです。
P1000665.jpg

このケースに単三電池ボックスを取り付ける際、ケースの長手方向に電池の向きを揃えようとすると、電池ケースの幅がほんの少しはみ出てしまい、入りません。
かといって、90度回転させると無駄な空間が出来てしまいます。
そこで、電池ボックスの両端の壁を切り取って幅を詰めることにより、本当に「ピッタリ」と納めることが出来るようになりました。
これはお勧めです。
P1000670.jpg

P1000679.jpg

完成した姿はこちら。
P1000676.jpg

iPodと並べると、こんな感じで、ちょうど良い大きさですね。
P1000668.jpg

内部配線があまりきれいにできなかったためノイズが心配でしたが、実際に聴いてみるとノイズも無く、また音も前作と全く一緒で至極快適です。

しかし実際に持ち歩いて使ってみると、やはり単三電池4本は非常に重く、長時間ポケットに入れているとズッシリときます。
サイズ的には、ゴムカバーを装着したiPod G5とほぼ同じなので、全く気にはならなかいのですが。


次回作は今回の失敗を踏まえ、軽量化を目指そうと思います。



関連記事:(*印は、この記事です。)
-自作ヘッドホンアンプ 1作目(据置型、FETバッファ)
-自作ヘッドホンアンプ 2作目(据置型、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
*-自作ヘッドホンアンプ 3作目(携帯型、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 4作目(据置型、2段非反転、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、DCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ用昇圧回路
-自作ヘッドホンアンプ 5作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 6作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 7作目(携帯型、1.2V->5V->12V 2段昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 8作目(携帯型、2.4V->10V昇圧(1.2V->5V昇圧2発)、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 9作目(携帯型、1.2V->5V昇圧、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、パッシブDCサーボ、高精度カレントミラー分圧)
-自作ヘッドホンアンプ 10作目(据置型、2段非反転、Simple Class-AB、トランジスタバッファ、DCサーボ、高精度カレントミラー分圧、LEDレベルメータ)
-自作ヘッドホンアンプ 8作目のオペアンプ交換
-自作ヘッドホンアンプ 4作目のオペアンプ交換
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2009-04-30 (Thu)
1作目があまりにも(省略)でしたので、もう一度ネットで良く調べてみました。

そうすると、紫稍花さんのWebページNo.15(Simple Class-AB, パッシブDCサーボ、高精度版カレントミラー分圧)の評判が良さそうなので、これを作ることに決めました。
回路図だけではなく、部品表もあるのが、初心者には助かりました。

実際には下記の様に少し回路を変更しています。
1) 分圧回路の電解コンデンサを470uFに変更し、更に0.1uFのフィルムコンデンサを追加。
2) オペアンプのパスコンに、22uFのOSコンデンサを追加。
3) トランジスタバッファを1段構成から2段構成へ変更。(紫稍花さんのNo.11を参考にしました。)
4) オペアンプは、OPA2134を使用。
5) 電源は、9VのACアダプターを使用。
6) ボリュームは、T型アッテネータモドキから、単純に10kΩのVRに変更。

変更後の回路は下記の通りです。(縮小表示されています。)
アンプ部
HPA2_AMP.gif

電源部
HPA2_PWR.gif

今回はユニバーサル基板に組み立てる必要があり、実体配線図を作成しました。
2作目

準備ができたところで、秋葉原へ部品調達。
秋葉原も随分と変わりましたね。
ほとんどの部品を千石電商、秋月電子、鈴商、マルツで調達し、それでも足りないものは通販で共立エレショップから購入しました。

初めてのユニバーサル基板を使った工作でしたので、部品配置としては余裕のあるものにしました。
そのため、回路の割にサイズが大きくなってしまいました。
まあ、据付型だから、いいか、と。

まだまだ半田付けには慣れていないので、非常に汚いです。
おまけに部品配置もめちゃくちゃ。 (>_<)/
あまりお見せしたくないのですが....
P1010544.jpg

P1010545.jpg

制作当初は、指月のフィルムコンデンサを使用していたのですが、半年後に茶色のポリプロピレンフィルムコンデンサに交換しました。
写真は交換後のものです。

無事完成してiPodに繋いで聴いてみると...

今回は違いをはっきりと認識できました。 (^o^)/

音に深みが出て、また、アタック感が強くなっていることも判ります。
また、低音も増強されています。

早速、ケースを加工して組み込み、やっと気に入ったヘッドホンアンプが完成しました。 v(^o^)v
P1000397.jpg

ちなみに、指月のフィルムコンデンサの方が、低音が強調される様です。
低音を増量したい方は、指月のフィルムコンデンサを使っては如何でしょうか。

また、これは後で判ったのですが、パッシブDCサーボを構成しているコンデンサの容量は、指定されている容量の0.22uFでは小さ過ぎるようです。
詳細は、8作目のヘッドホンアンプを参照して下さい。
このヘッドホンアンプでは、ポリプロピレンフィルムコンデンサに交換する際に、手持ちパーツの関係から1uFのものに交換しましたが、1.5uFのものを推奨します。


ここまでできる様になると、次は携帯型のものが作りたくなります。
ウズウズウズ....



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2009-04-30 (Thu)
お気に入りのATH-A900Tiですが、iPodの内蔵アンプは非力だと聞いて、もしかしたら本来のATH-A900Tiの性能を出しきれていないのではと思うようになりました。
同僚に聞いてみると、高級なヘッドホンはヘッドホンアンプを通して使うの常套手段であるとか。
これがきっかけで、ヘッドホンアンプに興味を持つようになりました。

ネットで調べてみると、色々な方々がさまざまな回路でアンプを自作しているのが判りました。
半田付けなんて、小学生の時に電子工作をした時以来ですので、プリント基板を頒布してくれるサイトを探したところ、nabeさんのFETヘッドホンバッファアンプを見つけました。
単3電池式 高音質ヘッドホンアンプ(改良型)
早速申し込み、数日後にプリント基板が届きました。
また、他に必要な電子部品も通信販売で購入し、久しぶりの半田付けにドキドキしながら組み立てました。

幸い一発で動いたので、すぐにiPodに繋いで音楽を聴いたところ...........

う~ん、差が判らない.... (;_;)/

ヘッドホンアンプを教えてくれた同僚にも使ってもらいましたが、「これじゃダメだね」とのコメント。
結構パーツにも高級品を奮発したのにぃ~....

でも、この時の経験で、電子工作の楽しみを思い出してしまいました。

同僚から、「まずはChu Moyタイプのヘッドホンアンプを作ってみたら」とアドバイスされたので、次に作ってみる予定です。



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